工前
施工後
7月21日から9月5日まで小山市 すずき整形外科様の外壁シリコン塗装・タイル面酸洗い・タイル面クリア半艶仕上げ・シーリング増打ち、打ち替え・屋上塗厚膜防水・縦樋シリコン塗装をさせて頂きました。
まず始めにALC板の高圧洗浄を行ったのですが、真夏の中での洗浄という事で、作業をしているそばから水が蒸発して蒸し暑かったのを覚えています。
洗浄の次にシーリングの打ち替えを行ったのですが、既存のシーリング材を機械やカッターを使って撤去しました。シーリング材はとても硬く撤去をする作業は大変で苦労をしました。
シーリングを打つ作業は二人一組で行いました。
どの組もお互いに息がピッタリで、スムーズに作業を進める事ができました。
シーリングの打ち替えが終わりましたら、サッシ廻り等のビニール養生をして外壁の下塗りをします。上塗りの密着を良くする為の大切な工程ですので、丁寧に塗装していきます。
下塗りが充分に乾燥しましたら中塗りです。いよいよ色をつけていく段階です。
下塗りが見えないように隅々までキッチリと塗装します。
つぎはいよいよ上塗りです。規定の膜厚を確保するためにしっかりとムラなく塗装していきます。膜厚が薄すぎては耐久性や艶が確保されず、厚すぎてもひび割れの原因になってしまいますので、ベストな膜厚にするために上塗りで微調整します。
職人としての技術と知識が問われる仕上げの工程です。
以上が、外壁シリコン塗装のです。
すずき整形外科様は、タイル面のクリア半艶塗装も行わせて頂いたのですが、こちらはALC板同様、シーリングの打ち替えを行ったあとに酸洗いを行い、タイル面の汚れを除去していきます。
酸性の強力な薬品を使いますので、皮膚に付着しないように細心の注意を払って洗っていきます。
しっかりと汚れを落としましたら水で洗い流します。しっかりと流さないとタイルが酸で焼けてしまいますので要注意です。タイルの塗装の場合はクリア塗料を2回塗装していきます。1回目は色がわずかに変わりますので分かりやすいのですが、2回目はわかりずらく難しい部分であります。
このほかにも屋上防水、樋の塗装も施工させて頂きました。
すずき整形外科様は雨漏れが酷く、補修工事を何回かさせて頂いたのですが、今回医院長先生の御指名を頂きまして塗装工事させて頂きました。
工事終了後9月10日に大雨が降ったのですが、無事雨漏れすることもなくご安堵されていました。